自己解放とか、内なる自分とか、欲求を具現化したもう一つの人格 .. >(続きを読む)[良:1票]
自己解放とか、内なる自分とか、欲求を具現化したもう一つの人格とかいう設定は
もはやありきたりな印象を受けてしまうし、オチも素直に納得してしまい、意外性はなかった。
でもやっぱりこの映画の奇妙な感じに惹かれてしまう。
素材(テーマ)は普通なのに、調理法や味付けにくせがあって変わっているので、妙にハマる味になったようです。
きったないけどどこかわくわくしちゃう、廃墟のような部屋での変わった生活。
殴り殴られることで鬱憤を晴らす男くさい閉鎖的な怪しい集団。
そんな奴らが突っ走ったときの危険な感じ。
ブラピとノートンのキャラの魅力。
暴力的で汚い映画だけど、センスがあるので女の私が見てもあまり違和感なく
その世界観にはまれた。
彼らの行動は危ないけれど、殴り合いシーンに
あまり嫌悪感を感じない人が見たら、いい憂さ晴らしになるんじゃないかと思います。[良:1票]