映画『ガンマー第3号 宇宙大作戦』の口コミ・レビュー

ガンマー第3号 宇宙大作戦

[ガンマーダイサンゴウウチュウダイサクセン]
GAMMA3:THE GLEEN SLIME BATTLE BEYOND THE STARS
1968年上映時間:77分
平均点:5.33 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-12-19)
ホラーSFアドベンチャー特撮もの
新規登録(2004-05-23)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
田口勝彦(協力監督)
助監督山口和彦
キャストロバート・ホートン(1924年生)(男優)ジャック・ランキン中佐
リチャード・ジャッケル(男優)ヴィンス・エリオット少佐
ルチアナ・パルッツィ(女優)ルイズ・ベンスン
リンダ・ミラー(1942年生)(女優)看護婦
キャシー・ホーラン(女優)看護婦
納谷悟朗ジャック・ランキン中佐(吹き替え)
村越伊知郎ヴィンス・エリオット少佐(吹き替え)
北浜晴子ルイズ・ベンスン(吹き替え)
富田耕生ジョナサン・トンプソン(吹き替え)
市川治(吹き替え)
音楽津島利章
製作阿部征司(進行主任)
東映
MGM
配給東映
特撮渡辺明(特撮監督)(ノンクレジット)
編集田中修
照明梅谷茂
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【口コミ・感想】

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6.最初のパーティーのシーンで、こんなにいっぱいの女性は宇宙ステーションで一体全体何をしているのか!?と疑問に思ったけど、看護師だった。1時間ちょっとなので中だるみもなく理屈抜きで楽しめます。
amickyさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-12-03 15:32:12)
5.『エイリアン』シリーズの足元には及ばないが、なかなかどうしてよく出来ているじゃないか。
期待せずに観れば楽しめる佳作。
ガブ:ポッシブルさん [DVD(吹替)] 7点(2017-09-10 20:33:35)
4.この映画を深作欣二が監督した意味と経緯は何だったのだろうと首を捻る。
面白味はあるものの、滅茶苦茶な科学考証には終始突っ込みどころに暇が無い。この時代の特撮映画としては“普通”な仕上がりと言えるけれど、それ故に深作欣二作品としては極めて異色のSF映画と言える。

プロットとしては、特撮映画の傑作として誉れ高い「妖星ゴラス」や「マタンゴ」等々を混ぜ合わせたようなもので、東映が、東宝が築き上げてきた特撮映画の牙城を突き崩そうと、「日米合作」という戦略を企てて製作されたのであろうことをは明らか。

娯楽性の部分では、前述の東宝の名作映画に及ぶとまではいかないが、一定の水準までは到達していると思う。
キャストを全員外国人で揃えたことなどは、安直ではあるが、どうしたって日本人に出せなかった雰囲気を加味できているとは思う。

ただし、当然のことではあるが、特撮における実績と歴史が圧倒的に乏しい分、二番煎じ、三番煎じな感じは否めず、映画全体が軽薄に映る。
主人公をはじめとして、キャラクターの造形が薄っぺらく、相当大変な自体に陥っているわりには緊迫感が極めて薄いことが、最も大きなマイナス要因だろう。

特撮の部分では、やはりクリーチャーの造形ダサ過ぎる。これは技術力の精度の問題というよりも、そもそもの“センス”が無さ過ぎるような気がした。
アメーバー状の物体の段階では気味悪さとそれに伴う恐怖があったけれど、その状態から一気にもっさりとした怪物に変態し、のそのそと襲ってくる様には失笑を禁じ得なかった。

ヒロインはボンドガールにも抜擢される程で流石の美貌を誇っていたけれど、終始難しい顔をし続けるので、残念ながらキャラクターとしての魅力に欠けた。
もう少し彼女を絡めたエロティックなシーンが備わってるなどしていれば、SF怪奇として確実なプラスポイントだったけれど……。

あとせっかく米国との合作なのだから、“お約束”として、ラストカットでは「続編」を予感させる余韻を携えて、決して製作しなくていいので、「『ガンマー4号 地球大作戦』につづく」と締めて欲しかった。
鉄腕麗人さん [DVD(吹替)] 3点(2013-09-02 17:21:31)
3.ネタバレ [2017-12-16改訂]
公開当時は入替制ではなく、途中入場したところがちょうど「そこを開けちゃいかん!」の場面だったのがトラウマ級の衝撃で、とにかく怖い映画という印象がずっと残っていた。そもそも当時はガンマーという言葉からして怖かったが、劇中の怪物(台詞では「怪獣」)も子どもが親しめる要素などは全くなく、気色悪さと怖さに特化したデザインになっている。大人が見ればどうということはなくても、子どもの立場ではそのように感じたということは証言しておく。

あらためて見れば基本的には昔の特撮映画だが、日米合作のためかけっこう堅実にできており、かえって昭和特撮らしくない。地球に別の天体が衝突する話は「地球最後の日」(1951)や「妖星ゴラス」(1962)に続いてのことだが、この映画と同じく天体を破壊しようとする「アルマゲドン」(1998)より簡単に成功してしまい、あとは「エイリアン」(1979)風に追い詰められていく恐怖の物語となる。特撮は他の怪獣映画も手がけた「日本特撮映画株式会社」が担当していてそれなりの水準だが、個別の場面としては脱出用の宇宙艇が発進するときに、3回それぞれに変化をつけていたのが印象的だった。
また成人後に見ると目につくのが2人の隊長の関係性である。最前線での働きは若い頃の名コンビを髣髴させるということだろうが、しかし今となっては指揮官として明らかな差がついてしまっているのが微妙に切ない。確かにエリオット隊長は人格的に甘いところがあったようで、劇中の出来事を見る限り、判断を誤らせる原因は人助けに代表される人情の問題を優先してしまうことだったらしい。それが事態を悪化させてしまったわけだが、しかし最終的にはそれが親友と地球を救うことにもつながったと解される。タイミングのいいところで人生を切り上げて名を残す、という形に結果的にはなってしまったが、こういう人物に気持ちを寄せたくなるのも年取った証拠かという気にはなる。

ちなみに余談として太陽系内には「フローラ」(Flora)という小惑星が実在しているので、とりあえず台詞の「二等遊星」は「小惑星」のことだと思えばいいらしい。ただし実物は小惑星帯のメインベルト(火星と木星の間)にあり、それが何でわざわざ地球まで飛んで来るのかと素朴な疑問が生じるわけだが、そこは登場人物も「この際原因はどうでもいい」と投げていたので観客としても突っ込まないのが正しい。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2011-12-31 16:20:25)
2.ネタバレ 2001年宇宙の旅が公開された年の映画、なんて事を考えなければ、それなりに楽しめる映画。もちろん、映像的な所は全てチャチくさく、宇宙ステーションの中にヘンに中二階があったり、当然のように重力があったり、小惑星の重力が全然表現されてなかったり、主要人物二人の因縁と、最後の自己犠牲的な展開が、ちょっと類型的に過ぎるが、パニック映画/サスペンス的な物語は、それほど悪くない。同年に東宝「怪獣総進撃」大映「ガメラ対バルゴン」を公開しているが、それらからすると、立派な日本のSF映画。
Tolbieさん [インターネット(字幕)] 4点(2011-11-24 02:41:52)
1.残念ながら一番乗りやわ。ごめん。あんなこの映画は、エイリアンの集団が宇宙ステーションを襲うとゆうありがちな話。このエイリアンは、エネルギー吸収して増殖するし、攻撃しても増殖するし、さらに人を電気ショックで襲うってゆうあぶない奴。舞台はほとんど宇宙ステーション内部(最初、遊星にも行くけど)。役者はみんな外人やねんけど日本語。でも映画全体からは、あんま緊迫感、感じひんかってんな~。役者の演技があかんからかな~(メインの女優さんはパーティーの席でもしかめっ面やし)、それとも、主役の人がかなり自信まんまんなんで、どーせ大丈夫やろって感じにおもえて緊迫感がうすいんかも。ただテンポはええ。かなりサラって見せてくれる。だけど、そのせいで人間ドラマは軽くなってもーてるで。特撮は覚悟しといてな、チャチやから。そら、しゃーないで。古い映画やもん。エイリアンも一昔前の特撮ヒーローもんの怪人なみやで。ステーションもおもちゃっぽいし。最近、俺は、なぜか、この頃の特撮に惹かれてるんで、なんとか楽しめたけど、それに興味なければ、かなりおもろないかもしれん。あと、一つだけ突っ込ませてな。遊星から帰還して、体を三回消毒しなって主役の人が命令すると、やることいっぱあって忙しいのに!ってステーションの司令官が反発するねんけど、消毒してその後、結局みんなでパーティー開いてるねん。やることってそれかい!って、誰が観ても思うんちゃうかな~。誰かフォロー頼んます。
なにわ君さん 5点(2005-01-10 22:10:53)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
4116.67%
5116.67%
6116.67%
7233.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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