<ネタバレ>ナチの描き方は人それぞれだろうけど、「戦場のピアニスト」を見 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ナチの描き方は人それぞれだろうけど、「戦場のピアニスト」を見た後だっただけに生ぬるく感じた。
まぁ、基本が家族愛なのでナチは演出の一部分だったんだろうけど。イタリア語とドイツ語が混じって言い争いのシーンなんかは分かりづらかった部分はあった。
やっぱりロベルト・ベニーニがコメディ出身なだけにこんなに明るい(しかし裏を返せば非常に悲しい)映画ができたんだと思う。
必死に子供に恐怖心を植え付けないため、ユーモアのある手振りを交えてゲームの説明をする姿…
瞬時の発想力は普段から開放的に、自分の流れるままに生きてきた主人公だからできた芸当だと思う。
本当は恐くて、つらくて、悲しい末路が待ち受けていることを知りながら…そういう気持ちを汲み取ると、グッとくるものがありました。