<ネタバレ>信念を持ちながらも事実との狭間に揺れて言葉を詰まらせてしまう .. >(続きを読む)
<ネタバレ>信念を持ちながらも事実との狭間に揺れて言葉を詰まらせてしまう信者達、
自分が童貞であることを言葉を濁しつつ認めてしまう荒木、
報道陣の質問にブチ切れながら答える麻原長女(これがまた魅力的)、
そしてそれを心配そうに見守る荒木と村岡。
「ああいえば上祐」あるいはヒステリックに泣き喚く女性信者、
という典型的な信者の姿はそこにはなく、その人間らしさに安堵。
多分彼らの信じているものは彼らが思うほど確かなものではなく、
些細なきっかけで崩れてしまう程脆いものなんだろう。
そう感じた瞬間から共感できる。
これは青春映画だ。