まず、脚本が良くできている。
細かい「理屈」や「事由」を最 .. >(続きを読む)[良:2票]
まず、脚本が良くできている。
細かい「理屈」や「事由」を最初から排除してしまい、起こっている「事象」にのみフォーカスを絞っているため、
返ってストーリーがまとまり、くっきりと浮かび上がっている。
伏線もちゃんと張れていて、エンディングにしっかりと生きてくる。
「終り良ければ全て良し」の代表みたいな作品。
もちろん、終りだけでなく、間もしっかりと見せてくれる。
少しノスタルジーすら感じさせるほどの野暮ったいロボットのフォルムに反して、
スピーディーで迫力のある動きを見せるあたりは、妙なアンバランス感があって、
より視覚的な効果を高めているように思える。[良:2票]