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なぜか途中まではテレビ放送の、短いバージョンを見ていたらしく、この特別完全版でなるほどと。あえて付け足す必要は感じなかったけど、3時間ちょっとのこれを、続けて2回見てしまうほどひかれていた自分がいた。1度見て分からなかったからまた・・・というわけじゃないです。ただカーツ大佐が出てきてからがいまいちといえばいまいちなんですよ。なんというか、着いてみれば予想どおりの狂気の教祖王国かというのと、カリスマ性を感じるほどの男か?というのは、マーロンブランドのやる気のなかったらしい話を思わせてしまって、いまいち。序盤で既にやられてしまっただけにもったいない。故郷なんかに戻りたくないけどここも下らない、軍人としての自分もはんぱだと、主人公も喪失感からか狂気をにじませてる。終点にたどり着いて、任務の真の意味を知ったような気がする。ここをせん滅せねば、彼とその王国にとりつかれ、自らが新たな王に・・・「Father, Yes son, I want to kill you.」の歌の世界。もしかしたら、彼は2度・3度目の任務だったのかも知れない。勝手な解釈ですが。だからやる気のなさがすごい残念。ウィラードはどの道を選ぶか・・・は是非自身の目で確かめてみて下さい。