<ネタバレ>入江コーチの言葉、「あの時は私もボートしかなかった。その時は .. >(続きを読む)
<ネタバレ>入江コーチの言葉、「あの時は私もボートしかなかった。その時は・・・」が、この映画の全てを物語っているでしょう。ボートで負けないために頑張る女子高性の青春、淡い恋愛。とても単純なストーリーですが、下手にイベントを入れなかったぶん、爽快感のある作品に仕上がりました。悦子の故障も腰と貧血というありふれたものにしたことが、作品を身近なものにしました。音楽も素晴らしかったですし、満足感のある青春映画だと言えます。負けなかったことを告げる悦子の電話のあと、白竜演じる父の一瞬の演技が良かったと思います。