<ネタバレ>理解はできる、ただ心を強く打つものは無いかと。
雰囲気よろ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>理解はできる、ただ心を強く打つものは無いかと。
雰囲気よろしくマッタリ進むのかと思えば、終盤の処刑台でのシーン。
愛、それをこう表現するか・・これはどうだろう?と首を傾げる。
というよりもギャグでしかない、と自分は思った。
陳腐だ、だがこんなものかと嫌に納得もする。
ジャンに必要だったのは女性を殺し、匂いを保管することではなく
こういうことだったのだと考えるに、少しばかり悲哀を感じます。
それにしても匂い、とはまた難しいネタを映画にしてみたものです。
キモである映像での表現、頑張っていたと思います。
「最高の香水」の完成が中盤で不安視され、
もしやローラが助かりハッピーエンドになるのか?と不安に。
だがそれは杞憂に終わり、しっかりと果たされたので嬉しい反面、
上手く活用されず突き抜けてしまったのが残念。
ジャン同様、心の隙間は埋まりませんでした。
無に還る、というくだりは結構好き。