のっけから「なーんだこれ、『エデンの東』じゃーん」と態度をナ .. >(続きを読む)
のっけから「なーんだこれ、『エデンの東』じゃーん」と態度をナナメにしてしまったため、もう一つ肩入れできなかった作品。ブラッド・ピットは確かに強烈なオーラを放っているが、彼に食われてしまって良いような映画ではなかったように思う。ストーリーは万人ウケしそうな感動物、良くも悪くも優等生的な、決定的な欠点はない映画なんだけど、私自身はもう一つそのお行儀の良さに気後れしてしまい、素直にのめり込むことができなかった。なんというか、こぢんまりキレイにまとまっているんだけど、突き抜けて来るモノが感じられないという感じ。ロバート・レッドフォードだから当たり前なのかも知れないけど、こういうのってちょっとブリッコ的な感触があって天邪鬼な私には合わない気がする。フツーにおもしろい。