<ネタバレ>我妻諒介の『暴力には暴力を』というやり方は嫌いではない。だか .. >(続きを読む)
<ネタバレ>我妻諒介の『暴力には暴力を』というやり方は嫌いではない。だからダーティー・ハリーも大好きなのです。この作品の中のシーンのように浮浪者を襲ったり、あるいは親父狩りしたり、夜中に花火をして騒音をまき散らしたり、屁のような爆音を轟かせてバイクを走らせたりと『ケツを拭く紙の価値もない人間』が横行しています。そういうヤツにはついつい『目には目を~』という気持ちにもなります。
終始暗いムードで、台詞もボソボソ。とても見づらい映像なのです。しかし、生々しい殺害シーンは緊迫感と同時に恐ろしいまでにリアリティーが有る。ラストは更に生々しく、妹を楽にさせるシーン、自ら撃たれるシーンには恐怖のあまり息をのむ。
菊池はああなってしまうのですね。リアルだ・・・。