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同じ映画でもそれを観る年齢で評価が変わる映画ってもあると思います。
この映画も例えば僕が20代のときにはじめて観たのなら感動して8点とか9点とかあげたかもしれません。
しかしある程度大人になってからの視点で観ると、エピソード盛りすぎやりすぎ感強すぎ、とにかくわざとらしすぎて感動の押し付けがくどいのです。
映画で与えられる感動というのはもう少しスマートに見せてこそ…なんじゃないかなぁ…という思いが拭えません。
それでもクライマックスのフラダンスのシーンをそれなりに感動して観る事ができるのはさすが評価の高い映画なのかな、と。
だって(こういっちゃなんですが)TDLあたりのフラダンスショーとか観てても退屈じゃないですか笑
それが退屈じゃないってだけですごいのかな、とも思ったりするわけです。
あと、その時代を知ってるかどうか…も重要かもしれません。
この映画で描かれている時代、日本人にとってハワイがどれだけあこがれの地だったか。
それを肌感覚で知ってるかどうかで受ける印象は変わってくるんじゃないでしょうか。
安直に便乗して「ハワイアンセンター」という(言っちゃなんですが)ダサい施設を作ってしまう、まるで近年の中国のような、そんな時代があった事を知ってるかどうかでこの映画から受ける印象も違ってくるのかな、と思います。