<ネタバレ>遅まきながら見ました。見る前から過度の期待をしていたせいでし .. >(続きを読む)
<ネタバレ>遅まきながら見ました。見る前から過度の期待をしていたせいでしょうか。
「なーんだ」と思うところが・・
自分の中でこうなってはいけない的な見方をしますが、
そう思えたのも小説のような脚本の良さでしょう。
が、やっぱり単にヒモだったニューマンと、
本気の末にああなった彼女というシチュエーションはやりすぎ。
本気だったと気づき正当化しても嫌ですね。
それとエンディングが気に入らない。
最初にあった長々と続くゲームからして、
勝手にエンディングさえも感動のエンディングと期待。
でもあっさり終わるのは、何も残らなかったということ。
勝負に勝っても残らないむなしさということ。
もっと娯楽も期待したのです。
あとニューマンの髪型が面白い。後期の方が好きだなぁ・・
で、良かったところはつまり内面を描いているということ。
おごり高ぶり自分を忘れる主人公の、
それからの人間的な成長がよく描けています。
埃っぽい賭博所と化したプールバーの雰囲気も、
モノクロでなきゃと思いました。
あるセリフが変に残りました。
敵方のマネージャー役、この人がなかなかいい演技。
「この世には負ける理由を探している人間がたくさんいる」
こんなセリフだったと思うけど。
展開としては、最初ニューマンについていた相棒と、
最後でも組んでくれたらかなり評価も変わるかも。