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<ネタバレ>ビリーに「振りをしろ」といわれたレイラでしたが、両親といる時ちょっと調子に乗ってましたね。そこが彼女らしくて良いです。 あの両親も変わってるなあと思いつつ、やはり親子。二人が家を出た後、普通に今までどおりの生活スタイルに戻っていく姿が可笑しくて、妙にリアルでした(パパがちょっと遅れてるのもなんだか分かる)。 レイラがビリーを受け入れたのは、単なる愛情だけじゃないと思います。一緒にいて分かった、彼の孤独なんかもレイラは感じとったのだと思います。そして思ったんじゃないでしょうか、「私が一緒にいてあげなくちゃ」と。う~ん、こういうのを母性本能の芽生えとでも言うんでしょうか?女はヘタレな男に弱い。まさしく。でもあんな自己中男、普通は嫌ですよね。やはりレイラを尊敬します。 あと音楽!なかなか素晴らしかったです。使われるシーンにちゃんと合ってて。クリムゾン・キングのムーンチャイルドなんて「ここでこの曲か!?」とビックリ仰天ですが、ちゃんと溶け込んでるから不思議。エンドロールの歌も、ギャロ(ビリー)の性格が出てて良かったです。