映画『君が若者なら』の口コミ・レビュー

君が若者なら

[キミガワカモノナラ]
1970年上映時間:90分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-05-27)
ドラマ青春もの
新規登録(2012-10-14)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2013-03-02)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
キャスト石立鉄男(男優)樋口喜久男
前田吟(男優)鈴木麻男
河原崎長一郎(男優)矢部清
峰岸徹(男優)北野竜次(クレジット「峰岸隆之介」)
寺田路恵(女優)矢部ユキ子
小川真由美(女優)(女優)北野秋子
太地喜和子(女優)井上朱美
荒木道子(女優)矢部とよ
金井大(男優)永田千造
藤田弓子(女優)銀行員(特別出演)
中原早苗(女優)(特別出演)
吉村実子(女優)(特別出演)
下川辰平(男優)刑事
冷泉公裕(男優)
日尾孝司(男優)
室田日出男(男優)
脚本深作欣二
中島丈博
音楽いずみたく
作曲いずみたく「君が若者なら」
配給松竹
美術平川透徹
録音吉田庄太郎
その他中田新一(進行)
東京現像所(現像)
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💬口コミ一覧

1.ネタバレ 集団就職で上京してきた5人の若者を描いた青春映画。「若者たち」と出演者が似通っていて、つくりとしても「若者たち」の路線を目指しているようだ。だから深作欣二監督にはちょっと不釣り合いの題材かもと思っていたが、集団就職で田舎から都会に出てきた若者たちのその後の人生の厳しさがよく描けた佳作となっていて、なかなかいい映画だった。集団就職で入社した工場が倒産するという話は当時でも普通にあったことだろうと思えるし、同じ夢に向かっていた5人の運命がバラバラになってしまうのもリアリティーが感じられる。とくに最後まで一緒にがんばっていた石立鉄男と前田吟の考えが少しずつずれていき、刑務所を脱獄した仲間(河原崎長一郎)をめぐる二人の対立で考えのズレがはっきりと出るのだが、この展開も青春映画として非常に見ごたえがあり、「若者たち」でもそうだったが、この当時の若者の熱さが感じられる。ラストで爆発炎上し、灰となってしまった5人の夢であったトラックを見ながら石立鉄男が言う「トラックが焼けてよかった。」というセリフは「また一からがんばればいい。」という若者らしさが感じられていい。若いうちは何度でもやり直しが利くのだ。若いうちは。どうしてもアクション映画の印象が強く、後年の文芸作品でも激しい演出の多い深作監督だが、この映画ではそういう演出は控え目(深作監督らしさは回想シーンでのストップモーションとラストのトラックの爆発炎上シーン、室田日出男のチョイ役での登場など探せばあるのだが。)で、こういう映画もやれるのかと深作監督の作風の幅の広さもあらためて感じることができる映画となっている。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2013-03-07 17:43:06)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
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400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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