ラピュタに次いで好きな作品かもしれない。登場人物の気持ちが丁 .. >(続きを読む)
ラピュタに次いで好きな作品かもしれない。登場人物の気持ちが丁寧に描き出されていて、理想形を追いながらもリアリティに近いところが共感できる。
異性に対する気持ちひとつを取っても、どのエピソードも微笑ましく、懐かしい。素直に気持ちをぶつけられずに、あえて好きな女の子にいじわるしたりしてしまう男子とか。
見ているうちに涙腺が緩んでくるのがたまらない。ちょっとしたデフォルメで聖蹟桜ヶ丘の街をこんな風に素敵に描いているところも素晴らしい。主人公二人の恋は、現実にはありえないんだろうけど、清々しい。これぞ青春。
後半は思春期における進路というテーマを扱っているけど、これほど純粋に仕事に対して考えている中学生ってどれぐらいいるのだろう。
できれば1年に1回はテレビで放送してほしい映画。