<ネタバレ>疾走感に溢れた前作と違い、こちらは「静」といった佇まい。良い .. >(続きを読む)
<ネタバレ>疾走感に溢れた前作と違い、こちらは「静」といった佇まい。良い歳したおっさんなので、これはこれで良い。
相変わらず、ラストに向けての盛り上げかたが素晴らしかった。
主人公がクイーンに執着したり、新も祖父の死を引きずって大スランプに陥るなど、各自心の闇を抱えるなか、それを支える仲間のサポートがうれしい。
もっとつながれ!という主人公のまっすぐな思い、ちはやぶる状態でのハイタッチなどツボをついた演出は原作が良いからなのか、映画のスタッフや出演者が良いからなのか、まだまだ現代の日本映画も捨てたものじゃないなと感心させられただけも良かった。