これこそが真の映画であり、映画という物の存在意義を確実に語っ .. >(続きを読む)
これこそが真の映画であり、映画という物の存在意義を確実に語っている作品であることは誰もが否定できない。確かに最近注目される映画はCGなどの最新技術を駆使し、その世界観、規模にも圧倒される。しかしそれらの映画は何か大切なことを忘れてはいないだろうか・・・?それは人を楽しませること。ただそれに過ぎるのである。決して私はCG等を使う映画を過小評価しているわけではなく、高得点をつけている作品もある。だがこの作品とそれらの作品を(そうすることが果たしてよいことなのかはわからないが)比べてみてほしい。そうするとはじめてわかる共通点・相違点があることだろう。この映画は我々に映画という物への本当の価値観を教えてくれる一本である。