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<ネタバレ>「旅の仲間」というのが副題であるが、最後にその仲間達が別れてしまうのがちょっと残念である。そのようなことを考えると、戦闘シーンなどのアクション性、旅するアドベンチャー性よりも人間ドラマとして成り立っているという印象を強く受ける部分も多数存在する。また、戦うにしろ、この作品ではまだ、「組織的」な戦いになっていなく、「一部の人間」の戦いとして描かれていると感じるから、スケールも小さく感じてしまう。だからといって、けっして迫力にかけるわけでもない。今回は3部作の第1部ということだが、個人、一人一人の特徴や秀ている部分が明確になっただけでも良いと思う。アクション有り、アドベンチャー有り、ドラマ有り。映画史に新たな1ページが加わったことは言うまでもない。ちなみに、原作者のトールキン氏はオックスフォード大学の言語学者だったそうである。[笑:2票]