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「コメディウエスタン」なんてジャンル、あるのかどうかは定かではないですが(すぐ思いつくのは「テキサスの五人の仲間」とか?)面白かったですね~、これ。冒頭からして最早ウエスタンらしからぬ展開。ヒロインJ・マンスフィールドもデビュー作「女はそれを我慢できない」より更に活躍の余地を与えられ、伸び伸びとコメディセンスを披露してすこぶる好調。ただし唄は吹き替えっぽい。当時、演技派路線に徐々にシフトしはじめたマリリン・モンローの後釜に彼女を据えようと、20世紀FOX社としても彼女の売り出しに必死だったんでしょうね、きっと。『不死身の保安官』たるケネス・モア氏も、その英国的地味キャラが巧く生かされていました。ヒーローとは到底思えない、彼のアンバランスな体型が一番おかしかったです。2023年は紅白も観ず、この映画で年越しを迎えました。[良:1票]