映画『偽の売国奴』の口コミ・レビュー

偽の売国奴

[ニセノバイコクド]
The Counterfeit Traitor
1962年上映時間:140分
平均点:8.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-01-11)
ドラマ戦争もの実話もの小説の映画化
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監督ジョージ・シートン
キャストウィリアム・ホールデン(男優)エリック・エリクソン
リリー・パルマー(女優)マリアンナ
ヒュー・グリフィス(男優)コリンズ
ウォルフガング・プライス(男優)ノードフ大佐
エヴァ・ダールベック(女優)イングリッド・エリクソン
クラウス・キンスキー(男優)ユダヤ人 キンドラー
脚本ジョージ・シートン
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影ジャン・ブールゴワン
製作ウィリアム・パールバーグ
ジョージ・シートン
美術タムビ・ラーセン
ハル・ペレイラ
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
編集アルマ・マックローリー
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【口コミ・感想】

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2.ネタバレ 50年代に代表作を連発し、順調にキャリアを重ねて全盛期を迎えたウィリアム・ホールデンですが、60年代のある時期から、いきなりガクッと老け込んでしまったんですよね。でもまだこの作品では実に颯爽とした、僕が大好きだった身のこなしが軽くスマートでカッコいいホールデンが見られます。よく「危機から危機へのつるべ落ち」っていうけれど、この映画こそ、この形容詞にピタリ当て嵌まるサスペンス映画。ヒッチコック先生の、この時期のスパイ映画と比較しても全く遜色なし。いや、「引き裂かれたカーテン」「トパーズ」なんかより遥かに面白かった。冷戦時代のスパイ映画は、数多く製作されたはずだけど、これは実話ベースの第二次大戦中の対ナチス相手のスパイ映画。題材的にも興味深かったし、何よりラストまで手に汗握るスリルの連続。クライマックスと呼べる山場のシーンが、これでもかってくらい何度もあって楽しめました。場所から場所への、乗り物移動サスペンスがお好きな方には特におすすめ。ヒロインも適役だし、脇役も充実。中でもナチスシンパの眼鏡少年が巧く使われていました。原題「偽造者」。邦題の「偽の売国奴」、う~ん、確かにその通りの内容だし偽りなし。悪くはない、悪くはないんけどなあ・・・これだと、どこか安っぽい二流活劇を思わせる。なかなかの隠れた秀作なのに、今ひとつ一般的にも浸透していないのは、このタイトルにも責任の一端があるんじゃないかと思うんだが。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-17 22:38:11)(良:1票)
1.ネタバレ 実話ベース。よく練られた脚本で華のある見応え充分の作品。1942年、ドイツ国内の製油所情報をイギリス情報部に流す任務を無理やり引き受けさせられるスウェーデン国籍の実業家エリック・エリクソンの奮闘記。大局観は違えどもやり口はナチスと大差ないコリンズにやはり腸が煮える。作戦遂行の為の疑似カップルに芽生える恋愛模様と二人の正体が何時ばれるのか目が離せず、遂に別れの時を迎えるシーン(リプレイタイム)でのウィリアム・ホールデン&リリー・パルマーにナチスのえげつなさを思い知る。そこから結末までのエリックの冒険譚が長くて悲恋の余韻が消えてしまったのは残念。お待ちかねクラウス・キンスキーは台詞一言ながら、ウィリアム・ホールデンの腕の中で息絶えるという美味しい役どころで存在感がありました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2019-12-14 02:13:50)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
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