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さすがに実話だけあって、キャラクターたちはしっかりした存在感があり、服装などにも説得力がある。実話に忠実にあのラストを選んだということは、この作品は記録的なハリケーンの脅威をメインに描きたかったということか。その信念を具現化した波の映像には文字通り呑み込まれてしまうが、その割には主人公たちとリンクしない他の遭難者たちも登場し、全体的に散漫な印象を受けてしまった。しかしそれでも、実話特有の重みは感じられる作りであったことは確かである。