まさに青春である。青い春である。暴力高校という一般的には馴染 .. >(続きを読む)
まさに青春である。青い春である。暴力高校という一般的には馴染みの薄い設定であるが、その裏に隠されているのは将来への不安、現実での葛藤という十代なら誰しもが抱える鬱憤の日々である。それを象徴的に表しているのが主題歌だ。ロックとはそもそも世の中に対する自己主張を表現する手段だった。それらが融合し観た者に深い感動を与えてくれる(私は特別ミッシエルガンエレファントのファンというわけではないが)。音楽と映像が見事にマッチした秀作。刹那さが心地よい傑作である。