傑作「暗黒街の顔役」のリメイクではあるが、デ・パルマ流アプロ .. >(続きを読む)
傑作「暗黒街の顔役」のリメイクではあるが、デ・パルマ流アプローチでキューバ移民の成り上がり物語として設定、近年のギャング映画としては間違いなく傑作であり、本国アメリカでは伝説的作品となっている本作。裏街道を恐いもの無しで突き進む男の栄華と転落ぶりを単純明解に表現している。ラストの死に様は凄まじいの一言。しかし大ファミリーの貫禄溢れるドン役からイケイケドンドンのチンピラ役まで、パチーノの役者としての幅広さは恐れ入る。