前半、病院篭城に至るまでの努力の空回りの話が泣けました…が、 .. >(続きを読む)[良:1票]
前半、病院篭城に至るまでの努力の空回りの話が泣けました…が、立て篭もり後はテンポが落ちます。
篭城のあとにジョンが病院の患者(人質)の容態をかばうシーンがありますが、
彼の虫も殺せない優しさは前半部分で充分伝わってきていたので、蛇足な気がします。
マスコミや大衆がことごとく味方というのも違和感。犯罪に踏み切るまでに様々な葛藤があったと思いますが、
世間にそれを肯定されてしまうと、立て篭もり決行前にあったであろう”最後の決断”が軽くなってしまいます。
あと”篭城サスペンス”を期待していると肩透かしくらいます。要求(息子の治療)もあっさり通ってしまいますし…。
それに個人的に最後の裁判はいらなかったです。 ……などと散々書きましたが、
ラスト前の病床の息子に語りかけるシーンは来ました。むせび泣きました。
「いいか…何が何でも金を儲けろ、金持ちになるんだ…」[良:1票]