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かなり評判との落差を感じる作品で、邦画の痛いところがでてしまったと思った。
TV局が映画作成にからむとこう派手さと話題先行で詰めが甘い。
CG・SFXがしょぼすぎで、それは判っていながらそのまま使っちゃうところがこだわりの無さを感じる。
妻夫木では長年の恨みと母親の愛情に触れた時の崩れる感じが表現できていないと思ったし、柴崎は無理に役にはまろうとしている感がある(もっと準備してこないと)。
それ以外の役者はけっこう良かった。しかし、如何せん主役2人中心のカット割には、周りの演技をじっくり表現する気持ちの無い監督センスなんだろうか?