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<ネタバレ>TVシリーズのファンとしては、これは意外に良かったと感じました。
もっと駄目駄目を想像していただけに少し裏切る感がありましたね。
これは娯楽としては楽しめない作品で、タイトルどうり何を信じるのかというテーマを映画でありがちな内容にあてはめてメッセージを送っているように見えました。
なので、TVシリーズの闇雲に謎へ向っていたモルダーとスカリーも、判らない事・不思議な事というのは極身近に存在していて、なにを信じて何を信じないのかを自問自答し、その答えを求める事こそに意味があると気付く。
神父さんの過去を知るだけで不信となり、事実が1つ合っていると信じたくなる。そういう人間のいかにも曖昧な基準で事を見ているが翻弄される原因であると思いましたね。
真実はその曖昧な煩悩を超えた所で見られるのだと思っちゃいました。
あと、スキナーに抱えられ甘えるモルダーが笑えました。