勝元がなんのために戦い、なんのために死んだかを考えるとこの映 .. >(続きを読む)
勝元がなんのために戦い、なんのために死んだかを考えるとこの映画の良さが分かる気がします。
サムライの生き様とは全ては君主のために生き、君主のために死ぬ。それこそが名誉であり、戦場で死ぬことは誇りである。まさに勝元こそラストサムライだった。
サムライ的精神はパーフェクトに描かれてはいるけど、あまりに美しく描きすぎてて、死ぬことが誇りとはいえ、ラストあたりの悲壮感が全く感じられないのはどうなのかなあ。
美しく描くのなら、勝元の死に際に詩を完成させて欲しかった。
やや硬い話にいくつかの笑いを入れて中和させていたのも良かった気がする。タップするトムとスローで殺陣を再現させるトムには笑ったなあ。