「1」とは完全に趣が違う作品に仕上がったと感じた。
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「1」とは完全に趣が違う作品に仕上がったと感じた。
やはり問題はエイリアンの「数」だろう。
戦っても殺してもキリがないので「1」のように追い詰められるという感じが薄くなっている。
そのため単体として弱くなったのは残念。
そして「2」で大事なのが「母」でしょう。
57年ぶりに地球に帰ってきて知った娘の死。
11歳の誕生日には帰ると約束して出かけたあの日の記憶。
それがニュート救出の原動力になっていると感じる。一度は亡くしてしまった娘を再び殺すわけにはいかない。
そのため、リプリーがやや無敵化及び冷静沈着化してしまったのが、「1」との大きな違いでもあるが、これはこれで楽しかったから良いとするか。
ニュートも「マザー!」とリプリーに言っているし。
更にマザーエイリアンの登場。
どういう理屈でマザーが誕生するのかはやはり不明だが、連れかえった最初の一匹目がそうなるのかな。
また「悪夢を消すために再びあの地に戻って、悪夢と対決する」という地球での決心も長めに描かれており、リプリーの心情に一応は納得できると感じた。
今回は無数(原住民を考えると157匹程度か)のエイリアンに対し、15名程度の海兵隊とリプリーとニュートという組み合わせ。
生還はビショップも含めて4名。
強そうに見えたアポ-ンがあっさり死ぬようにエイリアンシリーズの伝統は受け継いでいる。
ヘタレの指揮官もラスト見所があったのが嬉しい。一方でヒックスはラストほとんど出番なかったけど。