<ネタバレ>映画館で初めて観た時、
「これはドエライ映画だ…」と
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<ネタバレ>映画館で初めて観た時、
「これはドエライ映画だ…」と
震えるほど興奮しました。
「映画の中の映画」として、私の中で一生記憶される一本です。
ストーリー自体はシンプル。
ただし、「甘さ」は欠片もありません。
そして、ドラマが締まりに締まっています。
近年、これほど純粋なるプライドとサクリファイスを、
ストイックに描いた作品があったでしょうか。
技術的には、撮影のほとんどがスタジオの中で行わ、CGが多用されていますが、俳優たちの見事な肉体は、鍛錬によって供えられたもの。
この肉体の説得力が、CG多用映画にありがちな「軽さ」を克服しています。
セピアカラーに統一された色調感も、古代世界を描く本作にはぴたりとはまっています。