この作品の奥深さは一言では語りきれない。正直言って、全員タイ .. >(続きを読む)
この作品の奥深さは一言では語りきれない。正直言って、全員タイトルの“正しい素質”ではないのかもしれない。だってこの映画を見る限りでは、持ち前の才能や知識、運動能力を基準にして選考していたではないか。元々アメリカ政府がいわゆる“正しい素質”を選んでなかったのだと私は思う。しかしどうだろう? そんな“正しくない素質”の集まりが、自らの才能に過信した連中が、一番飛ぶということに関する想いが強かった者が、「音速」の壁を破り現代宇宙工学の基礎ともなる命懸けの有人飛行にトライし、基を築いたではないか。“正しくない素質”がライトスタッフなのだ。