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<ネタバレ>吃音症である私にはオープニングの声がでない歯がゆさはよく解ります。というより、吃音症でない方には、この辛さは絶対に解りません。緊張して少しどもるのとは訳が違います。今まで吃音症に重点を置いた作品は鑑賞したことがなかったので、少し斬新でしたね。最後は上手くスピーチできてましたが、ローグが側にいてくれる安心感が大きい。それとローグのリズミカルなジェスチャーによって、見事成功に導かれたということでしょう。吃音症の人でも独り言やカラオケでどもることは少ないし、家族や恋人の前ではあまりどもりません。ジョージとローグの信頼感によって吃音症と共に生きていく選択をした国王。吃音症の克服には理解者が多いにこしたことがありません。ちなみにスピーチの内容は全然、頭に入ってこない。そんなことはどうでもよいのです。国王と吃音症との戦争を描いた実話ものです。吃音症の方は少し勇気がでるかも。[良:2票]