絶頂期のアラン・ドロンが謎のマッド・サイエンティストを演じる .. >(続きを読む)
絶頂期のアラン・ドロンが謎のマッド・サイエンティストを演じる。
アラン・ドロンにはどこか陰がつきまとう役が似合うのですが、本作はそういう感じでもない。
全裸で砂浜を全力疾走、そしてそのまま波打ち際で無邪気に戯れる。他ではなかなか見ることができないお姿です。
公開当時にこれを見たアラン・ドロンのファンにはここが一番のショック療法だったかも。
音楽もこの手の映画にはつきものの不気味さを醸し出すような雰囲気は無く、妙に陽気な音楽が多用される。
奇妙な映画ではありますが、疑念が積み重なり少しずつ追い詰められていく患者を演じるアニー・ジラルドが良かった。