僕はデ・ニーロもスティラーも好きですが、特に本作はスティラー .. >(続きを読む)
僕はデ・ニーロもスティラーも好きですが、特に本作はスティラーが好きななるきっかけになった作品です。
デ・ニーロの得意技、何とも言えない作り笑いの裏に見え隠れする凄み。ある意味サスペンスです。
元CIA要員であるそんな義父を演じるデ・ニーロと互角に渡り合っています。
本当に笑えない状況の連続なんですが、可笑しい。2人の掛け合いが素晴らしい。
婚約者の実家に招かれ、冒頭に聞かされた溺愛する猫のトイレのエピソード。
その後のディナーの際に聞かされた亡き母の骨壺。そしてスティラーが開けたシャンパンのコルクが・・・!
2人が噛み合わないことを印象付けるこの辺りの前半の流れもお見事。
笑えない状況下のコメディとして非常によくできた作品です。