<ネタバレ>父は巨万の富を築いた銀行家。息子は若手の下院議員、娘は優秀な .. >(続きを読む)
<ネタバレ>父は巨万の富を築いた銀行家。息子は若手の下院議員、娘は優秀な地方検事。
絵にかいた名門一家であるモンロー家。その父の急死を発端に名門一家に訪れる危機というお話。
家族にもその存在を明かされなかった秘密の地下室。
そこにいた、鎖で繋がれ監禁されていた謎の男の正体は?
モンロー家にはどんな秘密が隠されているのか?
父はどんな秘密を抱えたままこの世を去ったのか?
地下室の男は一体何を知っていてどんな秘密を握っているのか?
これらの要素がどういう方向に絡み合っていくのかと期待が高まりまししたが・・・。
意外と小ぢんまりとしたお話でした。
大体、なぜ父はその秘密を娘に託す?
普通は家族に知られないよう、父の闇の部分も知る顧問弁護士に託し秘密裏に処理しそうなものですが。
謎の男が声高に叫ぶ最後の告白も、こうなりそうだなという想定の範囲内で特に意外性も無かった。、
とは言えスリラーとしては、作品に終始漂う陰鬱とした空気はなかなかいいし、
暗い地下室の謎の男を演じるサイモン・ペッグの静かなる怪演も見応え十分ではありました。