お馴染みのアレン・ワールドが全開の作品。
相変わらずNYの .. >(続きを読む)
お馴染みのアレン・ワールドが全開の作品。
相変わらずNYのインテリ男女が理屈っぽい会話を繰り広げるアレン流ラブコメ群像劇。
勿論その中心にいるのはアレンです。この手の理屈っぽいアレン映画には、まず俳優アレンの存在が欠かせません。
どんなに芸術も人生も知り尽くしたような口をきくインテリっぽい人間にとっても、時にどうにもならないのが男と女の関係。
事あるごとに子供扱いしてきた17歳の彼女に駄々をこねるようなアレン。
最後は彼女に諭されてしまいながらも神妙な顔でそれを聞くアレンのラストの表情が何とも印象的。
モノクロで撮られた美しいNYの街とガーシュウィンの音楽が何とも素敵な作品です。