ポップでシュールで不思議な空気が漂う、所々でルイ・マルの「地 .. >(続きを読む)
ポップでシュールで不思議な空気が漂う、所々でルイ・マルの「地下鉄のザジ」を思い出す作品です。
随所に挿入されるギャグや笑いドコロ。
時にはパントマイムのように時にはドタバタのスラップスティックですが「地下鉄のザジ」ほど弾けてはいません。
ジョン・バリーの音楽にも落ち着いた雰囲気があり、このあたりはイギリス風といったところでしょうか。
60年代当時のロンドンの若者事情をぼやくように見つめる大人(お年寄り)目線の挿入が面白く、
大きな目が特徴的なヒロインの可愛らしさも印象に残る作品でした。