近年シリーズ化された作品では、「96時間」のようにシリアスに .. >(続きを読む)
近年シリーズ化された作品では、「96時間」のようにシリアスになることなく、
あくまでもカーアクション・コメディに徹する。彼らしい勢いの良さもバッチリはまっている。
リュック・ベッソンはこういう感じが一番いいんじゃないでしょうか。
ただのタクシーかと思いきや、序盤の「急いで空港まで行ってくれ!」という客を乗せる、
そして明らかになる改造タクシーの全貌。この脳天気具合がたまらない。
街を爆走するフランスの老舗メーカー、プジョーのタクシーが最高にカッコいい。
そしてフランス語の響きも大きいとは思うのですが、
さりげない台詞の中にあるユーモアや、挿入されるギャグも冴えている。
ハリウッド製のこの手の映画とは一味違う空気もまた良し。
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ラストはユーモアたっぷりのオチもばっちり決まりました。