「クリード」にシリーズが引き継がれながら、今も続くロッキー・ .. >(続きを読む)
「クリード」にシリーズが引き継がれながら、今も続くロッキー・バルボアの人生を描く大河ドラマの第2作。
あのテーマ曲が鳴り響く中、アポロとの壮絶な死闘が最も印象的な本作ですが、
第1作と同じく、ボクシングの試合はラストのアポロとの1戦のみ。
ロッキーとエイドリアン、周囲にいる愛すべき人々、そしてアポロとの再戦に至るまでのドラマに時間がかけられる。
一夜にしてスターになったロッキー。浮かれて調子に乗るが長続きせず、やがては労働者の日々に戻っていく。
アポロの挑発と再起の難しさ。ロッキーを支える人々の存在。
エイドリアンは勿論のこと、ポーリーとミッキーの存在がロッキーのドラマを味わい深くしています。
第1作もそうですが、作品に漂う人間臭さ、不器用さがいい。そこにスタローン=ロッキーがピタリとはまっています。