ジョン・アーヴィングの小説は読んだことが無いけど、彼の原作の .. >(続きを読む)
ジョン・アーヴィングの小説は読んだことが無いけど、彼の原作の映画はこれまでに多分3本見ています。
本作と、「ガープの世界」と「サイダーハウス・ルール」。
作品ごとに異なりますが、複雑な出生や生い立ち、青春時代と性と、家族や育ての親などが絡み合うドラマとなります。
僕が知っているアーヴィングのこの3本の世界観にはそれぞれ、好きになれない要素も含まれているけど、
人生、いいことばかりじゃない。それでも人間は生きていかなければならない。
重くならずに、いいことも悪いことも受け止めて登場人物が生きていく日々を淡々と綴っていく。
こういうことがアーヴィング原作の映画の良さなんじゃないかなと思っています。
それにしても、子役時代からこの頃までのジョディ・フォスターの存在感は尋常じゃないですね。
本作の少し前のレーガン大統領狙撃事件で思わぬ形でジョディの名前が出てきてしまい、
本作の前の数年間は休養を余儀なくされたようですが、今にして思うと本当に惜しい数年間でしたね。