映画『牧童と貴婦人』の口コミ・レビュー

牧童と貴婦人

[ボクドウトキフジン]
THE COWBOY AND THE LADY
1938年上映時間:91分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーコメディモノクロ映画
新規登録(2011-02-04)【ユーカラ】さん
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キャストゲイリー・クーパー(男優)
マール・オベロン(女優)
パッツィ・ケリー(女優)
ウォルター・ブレナン(男優)
ハリー・ダヴェンポート〔1866年生〕(男優)
エマ・ダン(女優)
原作レオ・マッケリー(原案)
音楽アルフレッド・ニューマン(音楽監督)
ライオネル・ニューマン
作曲ライオネル・ニューマン"The Cowboy and the Lady"
撮影グレッグ・トーランド
製作サミュエル・ゴールドウィン
美術リチャード・デイ〔美術〕(美術監督)
ジェームズ・バセヴィ(美術監督補)
録音トーマス・T・モールトン
その他サミュエル・ゴールドウィン(プレゼンター)
スチュアート・ヘイスラー(ノンクレジット)
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【口コミ・感想】

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2.ネタバレ 身分を隠したお嬢様と一般ピープルの恋愛。秘密を打ち明けるタイミングを逃しそれが元でトラブルが起こる。なんやかんやありながらも当然最後はハッピーエンド。いや~ベタ、ベタですね~。もちろんベタだから悪いなんてことは一切無く、重要なのはその見せ方。無駄に重々しく観ていて疲れるような描写は全くなく、ハイテンポでカラッとまとめ、上映時間も91分。その中でも後先考えず船にのるメアリー、「第4の手」、理解のある伯父さま、頑固だが最後に娘をとる父など、こちらもベタなんですがしっかりツボを抑えていることでいい意味で普通に良い作品となっていると思います。
 それにしても普通は「秘密を打ち明けられないまま」なのは恋愛段階までのところを秘密を持ったまま何事もなかったかのようにあっさり結婚しちゃうのはスゴイ。お国柄なのか時代なのかコメディだからなのか作風なのか・・・。ストレッチの女に興味無いキャラはどこへやら、妄想劇場(しかも長い)が始まった時はどうしようかと思いましたが、船のシーンと合わせ、全体のテンポ的に良い緩急になっていたかと思います。
 なお、タイトル的に西部劇だと勘違いしてレンタルしたというのはご愛嬌。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-20 00:56:14)
1.ネタバレ 夜の霧が漂う船室のシーンは、トーランドの真骨頂。ソフトな画調に、マール・オベロンの瞳の潤いが美しい。船長室での結婚式のショットも、丸い船窓をバックにしたゲイリー・クーパーとのキスシーンも絵になっている。
一方で、尻餅をついたりプールに投げ込まれたりと、少々ぎこちないながらも可愛い仕草でコメディエンヌぶりも発揮していて魅力的だ。
ゲイリー・クーパーも朴訥で実直な役柄を好演。長身の風貌とキャラクターがよく合致している。
彼とウォルター・ブレナンらが建築中の家屋で繰り広げるパントマイムがとても楽しい。

そして結部で展開する緩急のリズムがまた素晴らしい。人物が賑やかにドアを行き来する中、いつしかマール・オベロンも交じって駆け回っている。
呆気にとられながらもドア向こうに駆けていくクーパー。母親がドアを開けると、隣室の台所では二人が熱烈にキスし合っているという畳み込み的ハッピーエンディング。

タイトでシンプルな締め方が実に粋だ。
ユーカラさん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-02-17 21:21:17)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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6150.00%
700.00%
8150.00%
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【アカデミー賞 情報】

1938年 11回
オリジナル主題歌ライオネル・ニューマン候補(ノミネート)作曲"The Cowboy and the Lady".
作曲賞(ドラマ)アルフレッド・ニューマン候補(ノミネート) 
録音賞トーマス・T・モールトン受賞 

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