<ネタバレ>ゴースト・ペインターが晴れて陽の目を見るという物語ならば、 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ゴースト・ペインターが晴れて陽の目を見るという物語ならば、
もう少し画面の明暗、あるいは光と影を以て語って欲しいところである。
法廷内の入射光、判決後の正面玄関シーンなどは特にそうだ。
逃亡先のハワイの明るさなどにしても、雑多なエピソードにしても
実話をなぞることに拘りすぎている感がある。
絵画の映画は、出来るだけ静止した完成品ではなく
画家が絵筆を動かす様や、変化していく筆跡でもって
見せて欲しいところでもある。