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<ネタバレ>ジーン・ハックマン×モーガン・フリーマンという時点ですでにA級映画です。若手刑事の暴走がジーン・ハックマンの苛立ちを際立たせています。カメラワークも、犯罪の回想シーンに刑事モーガン・フリーマンを入れるなど斬新です。しかし残念ながら筋書きが面白くありませんでした。ラストのジーン・ハックマンの自供は、陰で自分を調べていた妻モニカ・ベルッチへのあてつけだったのでしょうか?せっかくのカメラワークなんだから、二コール・キッドマンの『ドッグヴィル』のように、舞台劇仕立てにした方がかえって面白かったかもしれません。