<ネタバレ>なんとも、どこから話して良いものか、説明のしにくい映画です。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>なんとも、どこから話して良いものか、説明のしにくい映画です。僕は善人そうだけど情けない男についついシンパシーを覚えてしまうので、まずは単純に旦那がかわいそうに思えます。ですがこの作品、妻はもちろん、不倫相手の男も、ロクな結末を迎えることができません。不倫の行く末は、いかんともしがたい悲劇でした。ラスト、赤ん坊と寄り添って昼寝していた夫が、目を覚ましてぼうっとする場面。彼のその日の残り時間の長さ、明日から続く果てしない人生の長さに、圧倒されて気力が全く湧いてこないという状態。日常って重いですよねえ。