素晴らしき哉騎士道精神!
惚れた女のために命を掛け、守るた .. >(続きを読む)
素晴らしき哉騎士道精神!
惚れた女のために命を掛け、守るために死ねず、守るために死ぬ。
でも女も守られるだけじゃない。自ら戦う意志と選択する意志を持っている。
そして敵は、通せんぼする醜い大男ではなく、言ってみれば神にも等しい権力者たち。権力者が悪と言えばそれが人道的に正義であろうとも悪とされ制裁されてしまう。
(思えば、ケヴィンが聖職者関係であり、戦っているのをよそ目に聖書を読んでいるというのも暗示的だ)
民衆は、何が悪で何が正義か、欺かれる。
それでも彼らはただ一人の女を守るためにひたすら戦い続ける。
これぞ現代の騎士物語と言っても過言ではなかろう。
映像センスについてはもう言うことはあるまい。
個人的に好きなのは「Basin City」と書いてある看板の「Ba」の部分がぐちゃぐちゃっと消されて「sin City」となってるところ。