シャオシェンの映画はどちらかと言えば苦手だが、本作は意外にハ .. >(続きを読む)
シャオシェンの映画はどちらかと言えば苦手だが、本作は意外にハマリました。
まず、良かったのはスーチーの演技。モノローグの語り口が非情に良く、画面に引き込まれる。
シャオシェンの映画にしては場面の切り替わりも早く、登場人物も良く動くので、そんなに飽きずに観ていられる。音楽もエモーショナルで凄くいいですね。
夕張の場面は取ってつけたような違和感は多少あるものの、この映画の主人公にとっては重要な場所だったのだろう。降り積もる雪、雪、雪。真っ白な雪が全てを浄化してくれるようで、とても爽やかな余韻の残る終わり方だった。