<ネタバレ>単に『死霊のはらわた』パロディという意味だけでなく、作品全体 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>単に『死霊のはらわた』パロディという意味だけでなく、作品全体がThe“サム・ライミ”テイストで溢れていました。良く言えば遊び心、悪く言えばワルノリ。どちらにしても相当にクレイジーな脚本なのは間違いありません。終始一貫して一つの謎(一体何が行われているのか?)を引っ張っておきながら、肝心のタネ明かし部分が猛烈に中途半端。でも、何故か納得してしまうという。結局、設定脚本の整合性よりも、多少強引でも観客に魅せ切る力の方が大事なんじゃないかと。正論で論破するより、逆切れの方が効果的というか。これは素晴らしい馬鹿映画です。さすが『映画秘宝まつり』選出作品と言えましょう。