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<ネタバレ>舞台をアパートの一室に限定。超常現象の検証という目的のため、複数の固定カメラと各種実験機器を導入したのがポイントです。低予算モキュメンタリーの宿命的短所(ハンディカメラの映像がブレブレで不快・似たような画ばかりで飽きてしまう)を軽減することが出来ました。観客生理を考慮した製作姿勢は評価したいところ。ただし、少々遣り過ぎたかもしれません。後追いではなく、先回りしてハプニングを捉えてしまったり、記録そっちのけで、情緒豊かなドラマ的アングルを選択してしまったり。カメラマンが凄腕過ぎました(苦笑)。リアリティを担保出来ないのなら、単に映像の質が悪い映画という事になります。やはり、シリアス路線でのモキュメンタリーは難しいというのが私の意見。『トロール・ハンター』くらい悪フザケしてくれた方が、素直に楽しめる気がします。