何もかもが軽くていいかげんな映画。
人物の身なりや性格など .. >(続きを読む)
何もかもが軽くていいかげんな映画。
人物の身なりや性格などからは、1979年という時代を感じることはできなかった。
実生活も何の悩みもないような明るさ、はしゃぎ振り。
当時の人間の描き方からは軽侮の念さえ透けて見える。
当時の人間は今の人間より不恰好なら考えも足りない大馬鹿で、悩みも何もなかったとでも言いたいのか?
時代に対する愛着も敬意もないんなら、そんな時代の映画を作るなよ。
時代が再現されていないという点を差し引いても、つまらない。
学生らも警官も、とても実体のある人間とは思えないような
浮わついた言動ばかりで、受け入れがたい。
こいつらは退学になりたいのか?免職になりたいのか?
エピソードのすべてが悪ふざけにしか見えない。
憂いも奥ゆかしさもないバカな子供の狂態など、金払って見たくもなければタダでも見たくない。
最後などは音楽の力で泣かせようとするし、現代の映画の嫌なところばかりが目につく。