<ネタバレ>「会社を定年退職後に、昔からの夢を実現するために~」なんて話 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>「会社を定年退職後に、昔からの夢を実現するために~」なんて話を想像してたんだけど、全然違った。
あらゆる意味で「現役」なの。しかも結構危なっかしい。
整備不良のオートバイで出たらマズイでしょう。命に関わるし。
主催者側も「ルールは大事だが、ルールを破るのもまた大事だ」なんて言っちゃうし。
それでいて「憎めない奴」だから許されちゃう。
こういうジジイ像は、邦画じゃちょっと考えられないけど、アメリカ映画だから、見てるこっちも許しちゃう。
作品のテイストは、ボブスレーを扱った「クール・ランニング」に近いかな。
なんかほのぼの見られる感じが。
あっちもカルガリー五輪の実話ベースだし。
ちなみに、このカルガリー五輪において、メダリストしか出場できないはずのフィギュアスケートのエキシビションで、5位の伊藤みどりが出てきたのを思い出した。それも最後の最後で。
試合では観客総立ちの演技だったので、「ミドリはなぜ出ないのか」という外人観客の抗議が殺到したためだという。
こういう「粋なルール破り」ができるのもまた、外人ならではなんだよな~。