半分暇つぶしで見たが、どうしてどうして。これは相当な良作。 .. >(続きを読む)
半分暇つぶしで見たが、どうしてどうして。これは相当な良作。
バブルもホイチョイも苦々しく見ていた部類なので、序盤のうちは批判的に見ていた。
「大蔵省の役人は浮かれてなかった、単に頭が悪かった」「不動産取引規制?総量規制だろうが」「バブルの頃の六本木は一歩入れば空き地だらけだっただろうが」などなど。
ところがコメディとはっきり分かってくると、どんどんのめりこんでいける。はっきりとバックトゥザフューチャーを意識して作られているが、本家よりずっと楽しい。「キスしなかった」ことも自分にとっては重要なポイント。
そして序盤の伏線が次々に効いてきて、まさかの終盤。ノリすぎも許せるラスト。広末をいい女優さんだと初めて思った。
ある程度の社会人経験がなければ理解不能だろうし、10年後に見た場合、この楽しさは残っていないと思うので1点引いとくが、今現在、邦画コメディの最高峰。